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本を読んでガッカリ

グレン・グリーンウォルドの書いた「暴露 スノーデンが私に託したファイル」。


アメリカ国家安全保障局(NSA)が罪のない国内外の一般市民の通話やメールなんかをガッツリ収集してるんよ、容疑なき監視活動やで。
てなのをスノーデンが内部告発するのに協力して英国紙ガーディアンに記事を発表したジャーナリストが、その件について書いた本、てので、興味そそられるわ、と読んでみたんですけど
なんか、ガッカリやったわ
興味あるもんやからって面白く思えるかどうかは別問題やね

ニュース報道とかで予習済みやと、へぇ〜、ふんふん、なるほどねー、て思うとこは少なかったです

イギリスでは憲法で報道の自由が保障されてなくて
イギリスの裁判所は政府の事前抑制というか、国家の安全を脅かすおそれのある報道を禁止する要求に従順やとか

米国では法律で縛られてるわけではないけど、やっぱり事前に言うてきてくれや、てなもんみたいやし
政府権力の監視を担う第四の権力、報道機関てもんは、けっこう骨抜き、ていうか、政府とべったり。てなこと書いてる部分は、へー、よその国もそんなもんなん?て思てもうたけどね

スノーデンがコンタクトをとってきたとこから記事を掲載してからの騒動までが書かれてるんですけど
新たに知らされること、てのがあんまりなかったのよね〜
思たより、政府の意を汲んだ報道がなされるようになってるんやとか、印象操作がなされていく様は興味深いけど
基本的にはスノーデンが内部告発するのに適した気骨のジャーナリストとしてピックアップした、という扱いの人やから、記事を発表するとこまででよかったんやないかな?
一連の事件を振り返って語るストーリーテラーとしては貧弱やわ、て思てもたわ

スノーデンの人物像を掘り下げて語れたわけでもなく
香港を離れてロシアに移ってからのスノーデンについては薄っぺらな記述しかあらへんし
スノーデンのファイルをうけて、自分の意見を書きつづってる部分が大半な感じ
スノーデンのおかげで、あーだこーだと米国政府のいかがわしい一面を暴きたてられて嬉しいてしゃあないみたい
このジャーナリスト、シャーロックホームズにくっついてるだけのグズいワトソン役みたいに思えたわ
こんなんを元にしてハリウッド映画化が予定されてるらしいけど、つまらんもんになるやろなぁ

結局、この内部告発を経て、米国の暗部が垣間見えたのは確かやけど
それがガッツリ修正されたんか、ていうと、電話盗聴とか、制約がついたりしたけど、政府の気質は変わったようには思えないのよね
スパイの諜報活動なんてのはあるもんなんやろけど、何でもかんでも知っときたいの、てのはやりすぎやんねぇ
米国民やなくて海外の一般市民に対してやったらええやろ、とか言いそやしねぇ
正しい正しくない、やなくて、うまいこと立ち回ったもん勝ちな社会っぽいもんねぇ

なんかあったら調べられるような体制作りがなされています、やなくて、なんかある前に、前もって個人情報の諸々のデータを手にいれておきます、なんてのはあかんよね
てなのは取りやめにはなってないみたいやし
スノーデンに逮捕状、出たまんまなんでしょ?

必要とあれば、なんでもしよる国、て印象、強いままやわ
公に出来ないことはあるやろし
公にしても、本来的な意味合いを伏せて違う認識を持たせるように印象操作したりするんやろし
マスコミも米国企業も政府には逆らえないで、意を汲んだ形での行動をすることになるんやろし
米国を嫌う国があるのも、もっともやわ
自国民さえコントロールしようとするんやもん
ただ、内部告発したスノーデンに対しては、こいつは信用に足る人物だ。私にはわかる、ていう程度の描写があるくらいでおわってるので、よぅやった、とは思うけど、うさんくささが解消される内容ではなかったので、不完全品をつかまされたよーな感じも残ってるんよね
てな感想になったわ


盗聴、ていうたら、映画「カンバセーション...盗聴」てのを思い出します
こんなイメージも遠い過去の遺物になってまうんやろか?
Main theme from The Conversation (1974) - Youtubeはこちら



コメント

こんにちは

日本には 表だったことがないけど
案外 あると思いますよ
公表していなかった機密費とか 変のもあったし

みかんさん、こんにちは

そうですね
何に遣てるんだか?なものはありますよね〜

この内部告発は、テロ、こわいよね?国の安全のために、いろいろ情報収集しやすいようにしたいの、てなこと言うて始めたもんなのに、そういうことに効果があったと言えないだけやなくて、テロ関連とか関係ない、一般市民も監視対象にされてた、てのがこわいとこなの。
サラッと国民を欺いて納得させて、プライバシーなんか知らんがな。なことをしてたのね

日本も、言うてたもんと違うことにお金つぎこんでるんやないの?てなこと、あるんやろけど、どこまで悪質なことしてるんやろねぇ?

そらわかる。が、タイミングに胡散臭いものを感じるんやわ

 こんちはー。あんじょうしてまっか。
 そらアメリカもあかんわ。せやけど、何処も似た様なもんやと思うわ。というか、何処も同じにきまっとるやないか。この情報社会、諜報戦争の真っただ中にあってやっとらん方が異常や。やっとらんようなアホな政府が信用できるかい。つまり、やられっぱなしって事やろ。むしろ怖いで。
 まあ、あんなことやられればそら気持ち悪いし、不愉快や。決して肯定しとる訳やないので勘違いせんといてな。
 一番不可解なのはこの時期っちゅう事や。中国が悪さして国際社会の白い眼向けられる様になると、決まってこの手の事件が出て来よる。裏に誰がいるかわかるやろ。中国は鼻息荒くしてアメリカ叩いとるが、それこそ究極のおまゆうやわ。中国のサイバーテロは公然やろ。バイドゥのやっとる事はハッキングやで。もろ犯罪や。キングソフトの対ウィルスソフトはそれそのものがウィルスやしなぁ。
 何度も言うけど、アメリカの肩もつわけやないで。せやけど、このスノーデンゆう奴のしたことは称賛でけへんなぁ。

こんばんは

この内部告発も
米国の計算の上で 
やってることなんじゃないの?
って 思ってしまいます^^;

miss.keyさん、こんにちは

国家間の諜報戦、てのはあるもんやろけど、これはそういうのより範囲が広くて、対象問わず、情報と呼べるものはなんでも収集したんねん、なのを問題視してんのよね

マイクロソフト、ヤフー、グーグル、フェイスブック、パルトーク、AOL、スカイプ、ユーチューブ、アップルといったプロバイダーから直接データを収集していた、てのは、どうにもやりすぎでしょ

スノーデンは内部告発用に資料を漁っていた行動の痕跡を消すことなく、潜伏していた香港では実名で高級ホテルに長期滞在してんのよ
情報を持ち出されて何ヶ月も経ってても気付かへん、なんてありえへんやろ、て思うし
こんなんやってたら、記事が出る前に身柄拘束されててもおかしないのに、そうならへんかった、てのが不可解やわ
そんなに米国の安全保障体制ってヌルいもんなん?て思たんよね

今現在ロシアに滞在中やけど、ウィキリークスの代表のアサンジが資金援助してんねんよね
じゃあ、アサンジの背後には?とか考えてくとキリがないんよね〜

kotoneさん、こんばんは

そうですね〜
米国の計算の上、てのもありえますよね
国内の対立勢力の追い落としとかなんかな?
その米国の思惑、て言うてみても政府やったり軍産複合体やったり、いろんなパターンが考えられるから、どの勢力なのか、て考えてみても、わけわかんなくなってまいますσ(^_^;)

うーん、この人やウィキリークスが行ったことで、世界は安定の方向に向かったんやろか、それとも不安定な方向に向かったんやろか。

自由な個人として正義を行ったことで、情勢が混乱して、戦争やー、なったら本末転倒やし、だからといって個人が国家の不正に目えつぶって、結果、大政翼賛やー、なったらそれもそれでダメやし。

歴史の審判を待て、いう人もおるけど、審判待ってる間に死んでまうもんなあ。

政治は魔物やなあ。ロールズはん、生きとったら、なんていうやろなあ……。

ポール・ブリッツさん、こんばんは

どっちがマシかはわからないけど
自浄作用が働かなかった時点でアウトやろうし
あかんやろ、てもんを放置しておいた結果、大惨事に、てなこともあるから、どうせ混乱状態になって、ひどい目にあうなら早めにしといた方がマシ、て気はします

告発自体に何かしらの利益を織り込んだよーな違った意図を組み入れてないとはいえないあたりが、スッキリとこっちがいい悪いと言えないとこなのかも

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音楽とか映画とか本とか、ゲームとか。
お気に入りのもんだったのに、最近接してないなぁ、てのを見直してみようかな、て思っとります。

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