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何でもそつなくこなす、ていう人はどの世界にもいるものですが。

そういう人って、人をうまく活用して最高の結果を導き出す、ていうタイプと、他にまかせるより自分でやってる方がいいものが出来るというタイプ、どちらもありそうですね。

一人で何でも背負い込む型って、こなせるだけに有能なんでしょうけど、貧乏クジを引くタイプともいえるので、一般の社会人としては、あまりよろしくないような。

でも、創造的な仕事をしてる人なら、全てを自分で賄えるのなら、自分でやってしまえ。てなるのも不思議ではないですよね。

フィル・コリンズ( Phil Collins )は万能型だから、どんなアプローチも出来るんでしょう。

作詞・作曲・プロデュース、さらには楽器演奏やプログラミングまで全てを自身の手でやってのけた作品が『 Both Sides 』。

まさにソロ・アルバムですよね。


このアルバムのキャッチコピーが、またすごい。

ショービズという名の特急列車にVIPシートを持つ男、フィル・コリンズ
4年ぶりの乗車にもちろん切符は要らない。

わかるようで、何なん、コレ?て思ってもしまいます。

まぁ、自作自演の極みなアルバムということはわかります。

デモとしてとった自分のリード・ヴォーカルの方が、後でスタジオに入っていろいろな人間がいる中でヘッドフォンを付けて歌ったものよりずっと感情がこもってるといつも思っていた。

なので、今回は詩を全部書き上げてから自宅の部屋で全てのリード・ヴォーカルをとりました。

てなことをフィル・コリンズ本人が解説として言ってます。

当然のことながら、演奏面では、有力な楽器奏者を起用しないで、自分でこなしてるわけですから、過去のアルバムと比べて見劣りはするんですが、ヴォーカル表現的にはより深みのある味わい深いものになっています。

本人的には満足な出来栄えだったんでしょうね。
でも、売上枚数はイマイチ。

何故だかわかりませんけど、自信作。最高傑作。と本人が事前に言うたりした作品って、そんなこと、ままありますよね。

意欲的すぎるからなのか、わかんないですけどね。

破綻しつつある結婚生活のさなかの作品ということもあってか、暗い歌詞の曲が多かったからなのかもしれないですね。

過去は取り戻すことはできない とか。
君がいなくなってもうまくやっているよ とか。
君の気持ちを傷つけるつもりはなかったんだ とか。

ポップスとしては、何だかつらい内容の曲、多いんです。
そんなだから、ひとり録音したかったのかな?て思ってみたり。

そんな時だったから、より感情をこめたものにしたかったのかな?と思ってみたり。

ゴージャスな感じだった『...but seriously』との落差は感じますが、切ない系の歌にフィル・コリンズの歌声ってしっくりきてしまうんですよね。

ミュージシャンとしての全能力をフルに発揮したっぽいけど。
ヴォーカリストとしての魅力を強烈に発信した作品ですね。

個人的には好きなアルバムです。



Phil Collins " Both Sides Of The Story"(Unplugged)Youtubeはこちらへどうぞ。




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